mtsrs’s diary

放送大学の授業の感想を記録していく

2021年1学期 放送大学授業感想

日本仏教を捉え直す(’18)

日本での仏教受容の歴史から近代〜現代における日本仏教の社会での存在の仕方に関する講義。全15回のうち歴史にまつわる講義は第2回から第6回までの半分以下であり、むしろ近現代において仏教が社会の中で果たした役割を検討することに授業時間を割く。「葬式仏教」と揶揄されることもある日本仏教を中世的な宗教的力の儀礼化という観点から分析する授業は興味を引かれた。

授業自体は印刷教材の読み上げの比率が高いが、内容に興味があれば満足のいく授業だと思う。試験は選択式で私が受験した際は教科書を参照できたので簡単だった。